座りっぱなしは命を縮める!


座る姿勢はとても大事ですが、

どんなに素晴らしい座り方でも

座りっぱなし(長時間の座位姿勢保持)は、

カラダを大きくむしばみ、

体調に大きな悪影響を与え

さらには命まで縮めてしまいます。。。




日本人は、先進国の中で一番座る時間が長いというのをご存知でしょうか?

世界20カ国の成人を対象に、

平日どれだけ座っているかを調査 (Bauman et al, 2011年)



日本人は 世界一座る時間が長く

なんと1日の3分の1以上

座っているという事実がわかったんです。




座りっぱなしのリスクについては、

世界各国で様々な調査が行われ、

たくさんの論文が発表されています。



ブラジル・サンパウロ大学予防医学のリアンドロ・フォルニアス・マチャド・デ・レゼンデ博士らが、世界54カ国、40~79歳で亡くなった人のデータを分析したところ



 「世界で43万人以上が、座って過ごす時間が長過ぎたことが原因で死んでいる」ということが、 

この調査で明らかになりました。  (American Journal of Preventive Medicine 2016)




スウェーデンの大学の調査では、 

習慣的にイスに座っている時間が長い人は

心臓病や血栓などを起こしやすく

寿命が縮まるリスクが高いことが分かっています。




オーストラリアの国民調査をデータを分析したところ、

テレビを1日6時間観る人とまったく観ない人を比べると、

まったくテレビを観ない人のほうが4年8カ月長生きすることが分かりました。

両者を比較すると1時間じっと座ってテレビを観ることで、

寿命が約22分縮んでいることになります。。。




 「座りすぎは喫煙と同じくらい健康に悪い」という人がいますが

それは2011年に、WHOが

長時間座り続けることが原因で

「世界で年間200万人の死因になる」という発表したからです。




WHOの発表では、

喫煙は世界で500万人以上、

飲酒は300万人以上の死因とされています。

座りすぎによる200万人の死因は、

もはや喫煙、飲酒と同レベルの健康リスクなのです。





長時間座り続けることで

血流や筋肉の代謝が低下し、

心筋梗塞、脳血管疾患、肥満、糖尿病、がん、認知症などのリスクも指摘されています。




こうした流れを受けて

アメリカでは、シリコンバレーのIT企業を中心に、

立ってデスクワークができるスタンディングデスクが浸透してきてます。

2018年、アップル社新本社「アップル・パーク」に移転の際、

全社員にスタンディングデスクを与えた話も有名です。





このような理由で

座りっぱなしは確実に命を縮めます。。。




・アラームをセットして30分に1回は立ち上がる。

・コピーなどはできるだけ自分で行うようにする。

・家でテレビを観るときは、CMの間は立ち上がる。




など、自らの命を守るために、

健康を守るためにも

座りっぱなしにならない意識と工夫をしていきましょう。

BODY Change ブレスマスター 矢川純 呼吸と姿勢メソッド

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